・・・・引き続き、熊ネタです。
前回のエントリーは、9月5日に出遭った話。
結局は例のニジマスを確認することは出来なかったワケで、気になっていたんです。
んで、翌週の12日に友人を誘って再び覗きに行ってきました。
結果から言いますと、やはりジェミーとハルクは浮いていませんでした。
ただ・・・・
驚いたことに、川辺の雑木林付近を中心に行動範囲を守っていた?であろうヒグマ親子が、こともあろうか畑を突っ切り人家の周辺にまで行動範囲を広げてきました。
目の前を走る町道を渡り、周辺の畑を物色しているのでしょうか?
コレをご覧下さい↓

コチラのウンコの先に続く道路ですが、あの先のカーブを曲がった直後、距離にして200メートルほどで3軒の民家があります。
また、このウンコの後方側にも同様の位置で民家が2軒あるのです。
もちろんこの民家の間には農機具を仕舞い込むガレージなどがあり、農家の方々が頻繁に使用しています。
そのような状況下でヒグマ自身が行き交う獣道を作り、集落を闊歩しているとは・・・・・

ま、大体このようなケースのヒグマは“迷惑グマ”として町役場などへ通報された後、箱罠などによって捕獲後、獲殺処分されてしまう運命なんです。
可哀相ですが、このヒグマもそんな近年のお約束パターンにハマってしまったようです。
問題は、親が捕獲された後の小熊の運命です。
大方は母親が捕らえられた罠の近くを、「ピーピー」と鼻を鳴らして離れようとはしませんから、、同時に獲殺されてしまうでしょう・・・・
なんだか切なくなってしまいます。
ただ、このヒグマ親子のウンコをよく観察してみると、まだ作物を多量に摂取しては居ないようでした。

数粒のサクランボの種のような物が確認できますが、デートコーン(家畜用肥料のトウモロコシ)などは一切見られませんでした。
この親子が、この道路の先2キロほど進んだ所にあるトウモロコシ畑に居着いてしまう前に、山中深くへ移動してくれることを願います。
ま、そこへ出没するのは時間の問題でしょうけど・・・・・
キムンカムイよ、人間側の都合で引き寄せておきながら、人間によって殺されてしまう運命をどうか許しておくれ。
次に生まれ変われるならば、こんな大地と自然に横暴な人種が暮らす北海道ではなく、遠いロシアやアラスカへ生まれ落ちておくれ。
そして精一杯の野生をまっとうし、生き長らえておくれよ・・・・
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