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とても感慨深いお話を語ってくれた住職が、不意に窓の外を眺めて
「KABUさん、雨が止んだようだ。」
「曾お爺さん達に会いに行こうか。」
そう言うと、僕をお墓のある場所まで案内してくれた。

雑木林を抜けると、古びたお墓がいくつか立ち並んでいる。
どれもこれもとても古く、傾き、崩壊寸前のものさえある。

「コチラがアンタさんのご先祖さんだ」

招かれてみた先には、苔むして相当な歳月が経っていることが一目で解る墓石があった。
事前の電話では、墓場その物が古いため、かなり損傷の酷いお墓があること、いったい誰のお墓であるのかすら解らない物さえある事等を聞いていたため、ちゃんとしたお墓としてその場に建っていてくれただけで、なぜだろう感謝とも感激とも寂しさとも付かない不思議な感情に包み込まれた。

KABU家発祥の地にて、墓前に立つ

「KABUさん、向こうをごらんなさい」
「日本海が一望できて、向かいの佐渡島がハッキリと見えるでしょう?」
「その昔は、ここが一等地だったんですよ」
「だがね、この土地は物流が相当悪い土地だった」
「だから昔の人は墓石を買うことも出来なかったんです」
「それで、あの海から大きな石を拾ってきては墓石の代わりにしたんです」
「どうです?あちこちに苔がついてるでしょう?」
「これがこの土地の漁師の墓なんですよ・・・・・」

墓石に刻まれた明治三十三年七月二仁左衛門の文字に、ボクの祖々々々父がこの地で懸命に生きていた証があった。
見たこともないボクの先祖が、ボクをこの世に存在させた確固たる血がそこにはあった。

仁左衛門爺ちゃん

そっと墓石に触れたとき、そこに繰り広げられていた生活史がボクの脳裏に浮かび上がる。
それはまるで、自分の幼少期にここで過ごしていたかのように鮮明で、しかし、あくまで空想でしかない不思議な世界・・・・・

ボロボロの浴衣のような格好で棒切れを振り回し、大人たちが働いている姿を見つめている子供達・・・・・
真っ白な砂浜で、今にも壊れてしまいそうな船を大事に直す男達・・・・・
薄暗い家の土間で所狭しと動いては、夕飯を作る女性達・・・・・

そんな時代の中で、ボクの先祖達は何に幸せを見出し、何を歓びとして暮らしていたのか。
つつましくも全てが必死だった彼等の生活・・・・

今のボクに出来ることは、お花を添えてひたすら感謝の気持ちを伝えるしかない。
こんなデキの悪いボクが生まれ育ってしまったことに少しだけ恥ずかしさを感じながら、墓前で静かに手を合わせた。
傍らでは住職がお経を唱えてくれている。

突然やってきた数十年ぶりの訪問者として、曾々々々孫に、仁左衛門ジィちゃんもビックリしたことだろうが、それでもきっと喜んでいることだろう・・・・

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ルーツと言えばクンタキンテ!!違う違う(汗)

僕達は殆どが外来人(笑)ですから何処から来たのか?
って誰もが想像しますよねぇ、地域的にも入植の歴史が
各地様々で興味深いっす。此方は歴史も浅く時代背景の違いも
道南とはあるのでしょうね。
ちなみにカミナリ家の場合は、北九州から船に乗って15日だか30日?
掛かりで上陸って事ぐらいしか・・・・・辿れ無く。
完全に断ち切られてます、想像するに昔のダークな身分制度アレコレも
あるかもしれません(笑)
祖母方は土佐で「ある程度ええとこの御嬢様」らしいですが。

オーストラリアやニュージーまでとは言わないですが。
まぁ僕のルーツはロクデモナイorアヤシイ輩かもしれません(;´Д`)
御先祖様を辿る事が出来るって凄いなぁ!!
【2008/12/20 Sat】 URL // カミナリ小僧 #4DOcPobI [ 編集 ]
カミナリ小僧さん、返信が遅れました。

>祖母方は土佐で~
おお!
それはぜひ調べて欲しいです!!
土佐って言ったら、日本の歴史上では欠くことのできない人物の宝庫ではないですか!!
カミナリ家が、幕末の時代にどんな史実を残していたのか・・・
想像が膨らみますネ!

>御先祖様を辿る事が出来るって凄いなぁ!!
結構簡単に出来ちゃうものですよ(笑)
市役所行って、戸籍謄本とって、移住前の(祖父や祖祖父などの出生地)土地の役場に連絡してまた戸籍謄本出してもらって・・・・・
後は自分の足と目とインスピレーションで現地で探す。
自分の歴史でもありますから、とても面白いこと間違いないです!!
【2008/12/23 Tue】 URL // KABU #- [ 編集 ]

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